はてなダイアラーと絵本

 
このオトナノトモ@はてなをオープンして1週間になる。
先週はたまたま息子の病気で家にいたこともあって、空いた時間をフルに使ってはてなのヘルプ及びそこからつながる膨大な量の参考記事を読みあさり、ようやくはてなの各種サービスの概要をつかんできたように思う(…多分(^^;)。なにはともあれ使ってみるのが一番だろうと、アンテナとブックマークとRSSを一気に使い始めたのだが、使い分けがややこしくてとても活用するまでには至っていない。勢いではてなグループにまで手を出したが、根本的にその機能を誤解していたということが参加承認を受けた直後に判明した(恥)→私の目を覚ましてくれたありがたいエントリー: 断片部 - パラフレイズ - はてなグループに参加したけど使わない人は何なんだろう 
 
情報リテラシーの高い人々にとっては便利な機能の数々も私にとっては豚に真珠猫に小判といったところだ。ちなみに絵文録ことのはマトリックスにまとめられたはてなサービス使い分け図は初心者の私にも分かりやすく、とても参考になった。
 
 
そんなこんなで試行錯誤を繰り返すうちに、全く未知の世界だったはてなユーザーのイメージがなんとなくまとまってきた。
以下、私がここ1週間の浅い経験から独断と偏見でアタリをつけたはてなパワーユーザーのイメージ

  • ITメディア利用歴が長く、コンピュータやwebに関する知識が豊富。
  • 得意分野に関する自説について、やや屈折したプライドを持っている
  • 文章表現にリテラシーレベルによる暗黙の足きりがある(分かる奴だけ分かりゃーいい、的な)
  • どちらかといえばマイナー指向で、内輪ネタ好き。
  • 子持ち所帯持ち率が低い。当然、主婦ネタに代表される所帯じみた話題はスルーしがち。
  • ネット上の仲間意識は持っているが、本人の家族・夫婦・親子・恋愛等の、現実に即したドメスティックな関係については言及を避ける。(特に男性→単にシャイなのか、それとも…?)

  
…などなど。何度も言うようだがあくまでも私の短く浅いはてな歴からの見解であり、激しく的外れだったらご勘弁を。ただ私は、なかば予想していたこれらの傾向を改めて感じつつ「やはりはてなの特異性は面白い!」と思うのである。

さて、上記のうち特に最後の二つあたりが関係していると思われるのだが、はてなには熱心な読書家があふれ熱のこもった書評も多く見受けられるというのに、絵本関連エントリーはなんとも影が薄い。絵本レビューがメインコンテンツ、というかそれしかないブログの管理人としては、なんとも淋しい話である。はてなサーチで検索してみても、めぼしい記事を見れば既に本家オトナノトモを介して存じ上げている方だったりして、絵本ブログ界の偏狭さを思い知らされたのであった。


そんな状況にあって唯一「おお、なんか面白そう♪」と私を小躍りさせたのが、はてなダイアラー絵本百選。ずらりと並んだ書影のラインナップを見るだけで、私はフムフムうんうんと一人でニヤついてしまったのだが、これに対して真っ先に「くだらねえ」というコメントがつき、それに対して誰も突っ込まないあたりにまた、はてなならではのクールなコミュニケーション様式を感じた次第である(笑)。

ともかく早速私もこの百選企画のふってくれリストに名乗りを上げようと、勢い前傾姿勢で鼻息も荒くキーボードに向かったわけだが、素晴らしくビギナーに不親切な参加システムの前にあえなく玉砕。またしても試行錯誤のあげく、管理人のid:necoprotocolさんに泣きついて、ようやく参加には一定の条件があることを知り膝を打ったのであった。
幸いその条件(はてなダイアリー更新30日以上)は私がたまたま他のブログからの移行組ということで元ブログでの蓄積データがあったおかげでほどなくクリアでき、この度晴れてふってくれリストに名を連ねることができた(はず)。
といっても必ずしもバトンが回ってくるわけではないらしいが、こんな私を百選選考員に入れてやってもいいという奇特な方が現れることを気長に待つとしよう。